キャンプの朝、ひんやりした空気の中で飲むドリップコーヒー、そりゃあもう最高です。
もともとコーヒーが好きで、家でもハンドドリップで淹れていた我が家。
家で飲むコーヒーもおいしいですが、キャンプでのコーヒータイムはまた格別なんですよね。
キャンプでドリップコーヒーを淹れるのに使ったアイテムと、手順をまとめてご紹介します!
もくじ
キャンプでドリップコーヒーを淹れるのに必要な6つの道具
ドリップコーヒーを淹れるのには、最低でも6つのアイテムが必要です。
どれもブランドによって値段はさまざまですが、100円均一でそろえられるものも多いので、お手頃なものからスタートしてみるのがおすすめです!
1)マグカップ
マグカップは、自宅で使っているものでも、紙コップでも、何でもいいと思います。
ただ、ステンレス製であれば割れる恐れもないし、アウトドア用のお気に入りのカップで飲むとちょっと美味しく感じる気がします。(気分の問題)
我が家は、夫はこちらのコールマンのマグを、わたしはモンベルのマグを使っています。
2)ドリッパー&フィルター
コーヒーを抽出するためには、ドリッパーとフィルターが必要です。
こちらは自宅で使っているコーヒー器具メーカー「ハリオ」のもの。
ちなみに、ドリッパーとフィルターは100均でも売っていて、わたし達はキャンプでは100均のものを使っています。
選ぶ時の注意点としては、
- ドリッパー:何人分のコーヒーを淹れるかによって大きさが変わる
- フィルター:ドリッパーの大きさや形によって買うべきものが変わる
という点です。
収納のしやすさで言えば、折りたためる設計になっているアウトドア用のドリッパーもおすすめです。
3)ケトル・ポット
お湯を沸かすためのケトル・ポットも必要です。
わたし達は自宅でも使っているコーヒー器具メーカーの「カリタ」のウェーブポットを、キャンプでも使っています。
軽くて丈夫なステンレス製のポットがおすすめ。
こちらのウェーブポットは、持ち手が木なので熱くないところがお気に入りポイント。
ドリップに使うポットは、注ぎ口が細いものだと丁寧に抽出しやすいです。
4)コーヒー豆・粉
コーヒー豆はスーパーにも売っているし、スタバなどのカフェにも置いていますが、もし近所にコーヒー豆屋さんがあれば、そちらで購入するのがおすすめです。
我が家のお気に入りは湘南にある27 Coffee Roasters。ネット販売もあります。
ちなみに、キャンプの時に挽くのが面倒 or ミルを持っていない場合は、豆を挽いた状態(=粉)でキャンプに持っていきましょう。家で挽いていくか、そもそも粉を買うか。
豆のまま持っていく場合は、キャンプ場にミルを持っていって、お湯を沸かしている間に挽きましょう!(ミルは次にご紹介します)
5)コーヒーミル
豆のまま持参する場合は、キャンプ場でコーヒーミルを使って豆を挽きます。
わたし達が使っているのは、キャプテンスタッグのコーヒーミルです。
使い心地は良いのですが、2人分を淹れるのには少し小さい…。
分量としては、2人分の豆を挽くなら20gぐらいは欲しいのですが、キャプテンスタッグのステンレスハンディーコーヒーミルSは17gなんです。
2人にジャストサイズなものが欲しい場合は、こちらのスノーピークの方がおすすめ。
ちょうど2人分の20gが挽けるミルです。
もっと大きいものが良い場合は、ポーレックスのトールタイプ(30g)が良いです。ポーレックスもキャンパーさんに人気。
6)コーヒー用計量スプーン
1杯につき、使う豆はだいたい10g。すくうだけで測れる計量スプーンがあると便利です。
わたし達は自宅で20g分はかって小瓶に入れて、キャンプに持参しています!
キャンプでドリップコーヒーを淹れる3つの手順
コーヒーを淹れる手順を3つのステップでご紹介します。
といっても、道具さえそろっていれば全然難しくないです!
1)お湯を沸かす
ポット・ケトルでお湯を沸かします。
使っているバーナーは、SOTOのレギュレーターストーブST-310です。レビュー記事はこちら。
バーナーを持っていない時は、焚き火台に置いて直火で沸かします。
使っている焚き火台は、コチラ。
ただし、焚き火で沸かすとケトルの底がすすけて真っ黒になるので、あんまりおすすめしません…。(キャンプ用と割り切って使うなら良いかな…!)
2)お湯を沸かしている間にミルで豆を挽く
お湯が沸くまでのあいだ、ミルで豆を挽きます。
豆の量は、1人分が約10g。2人分なら20gです。
豆を挽く際の粒の大きさ(粗挽きや細挽き)は、ミルによって設定できる幅が違うのと、人によって好みがあるので、良い塩梅を探ってみてください。
2)コーヒー粉が平らになるようにドリッパーに入れる
挽いた粉をドリッパーに入れます。
なるべく平らになるようにしておくと、抽出しやすいです。
3)「の」の字を描くようにお湯を注ぐ
お湯が沸いたら、真ん中から「の」の字を書くように静かに注ぎます。
粉の全体にお湯が染みわたるぐらいまで注いだら、一旦お湯を止めて蒸らします。
お湯が全部落ちたら、また「の」の字を書きながらお湯を注ぎます。
蒸らされたコーヒー粉から立つ香りを楽しみながら淹れて、注ぎ終われば完成!
キャンプの朝のコーヒータイム、存分に味わってください♪
まとめ
コーヒーの淹れ方をご紹介してきましたが、わたしたちが淹れ方の参考にしているのはコチラの本です。
キャンプでのコーヒータイム、ドリップして淹れるとさらに幸福度が増す感じがするので、ぜひ試してみてください。
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