キャンプを始めてから数年のあいだ、ペグ&ハンマー難民でした…。
そんなわたしが「コレ最初から買っておけば良かった!」と思ったのが、スノーピークのペグ「ソリッドステーク」と「ペグハンマー」です。
これまで安いペグやハンマーを使ってはしっくりこず…の繰り返しだったので、完全に安物買いの銭失いでした。。もったいなかった!
ということで、今回はキャンプ初心者の方にも激推ししたいスノーピークのペグ&ハンマーの魅力と、過去の失敗歴もご紹介します!
もくじ
キャンパーに人気のsnow peakのペグ&ハンマーとは
スノーピークの「ソリッドステーク」は、「ペグは消耗品」という概念を変えた頑丈なペグです。
鋳造製法でつくられたペグ、使うまでは「そんなにすごいのかな?」とやや疑っていましたが、使ってみたらすごかった。
同じくスノーピークの「ペグハンマー」とあわせて使ったら、固い地盤のキャンプ場でもスッと入っていきました!
(後で書きますが、ゴムハンマー&ピンペグではまったく歯が立たなかった場所ですw)
お値段はやや高め。さすがスノーピーク。とはいえ、わたしのように様々なペグ&ハンマーを買っては「イマイチ…」というのを繰り返す方が金額的にはもったいない…。
「最初からスノーピークのペグ&ハンマーを買っておけば良かったな」と思いました。
snow peakの「ソリッドステーク」のメリット&デメリット
ソリッドステークは、頑丈で固い地盤にもささるというのが最も大きなメリットですが、その他にも使いやすさの点で魅力があります。
メリット1:ハンマーで打ちやすい工夫
ハンマーで叩く部分は円柱形になっていて、打ちやすい&力を無駄なくペグに伝えてくれる仕様です。
本当に打ちやすい!
メリット2:抜きやすい工夫
ペグハンマーのフックに引っかけて抜けるよう、ペグに穴があいています。
固い地盤だと、ペグを抜くのが意外に大変なので助かりますよね…。
デメリット:強いてあげるなら…重い!
デメリットも考えてみたのですが、ペグの機能的にはまったくダメなところが思いつかず…。
強いて言えば、重いことですかね。長さ30cmの「ソリッドステーク30」は、1本180gです。
我が家は12本持っているのですが、そうすると2kgを超えるので(!)持ち運びが結構大変です。
運びやすくための入れ物を使っているので、この記事の後半でまたご紹介します!
snow peakの「ペグハンマー」のメリット&デメリット
ソリッドステークとあわせて購入したのが、「ペグハンマーPRO.S」です。
叩きやすさと打ち込みやすさに徹底的にこだわったというハンマー、やはり使いやすいです。
ペグハンマーを使っていて感じるメリットとデメリットもまとめます。
メリット1:ピンペグでも固い地盤に打ち込める
テントに付属していたピンペグ、スノーピークのペグハンマーで打ち込めば固い地盤でもささりました!
叩くときの力がうまくペグに伝わるからこそ、だと思います。
メリット2:ペグを抜きやすい工夫
ハンマーにフックがついているので、ソリッドステークの穴に引っかけて抜きやすいです。
また、ピンペグの場合はペグハンマー側の穴に引っかけられます。
抜く作業って結構大変なので、この仕様は嬉しいです。
メリット3:形とデザインがかっこいい
これは好みの問題ではありますが、シンプルで洗練されたデザイン、かっこいいです。
持っているだけで「ああ、キャンプのベテランっぽい…」という気持ちにひたれます(わたしだけかな…)。
デメリット:重い&すっぽ抜け防止ベルトが少し邪魔
デメリットとしては、これまたソリッドステークと同じく重いこと。650gです。
それと、すっぽ抜け防止用のベルトがついていて、これを腕にかけてペグを打つのですが、たまに「ちょっと邪魔だな…」と感じることも。
例えばペグを抜くときは、このベルトを腕にかけずに使うこともあるのですが、だらんと垂れ下がると少し邪魔なんです。
まあ、ちゃんと手にかけて使えばいいんですけどね!
気になるのはそれぐらいで、わたしにとっては大した問題ではないのと、これまで使っていたハンマーに比べるとかなり良いので、もちろん気に入っています!
わたしと同じ失敗をしないように…!ペグ&ハンマーの失敗歴
せっかくなので、わたしが今まで「安物買いの銭失い」をしてきた歴史もご紹介したいと思います。
失敗1:テントに付属していたピンペグ&スチールハンマー
最初に使っていたピンペグとハンマー。
ピンペグは今も使ってはいるのですが、やはり固い地盤やぬかるんだ地面の場合に、抜けやすいのが難点です。
また、ハンマーは軽すぎて打つのに力が必要。ペグを打ったときの衝撃も強く、やたら体力を消耗していました。
失敗2:ゴムハンマー
ホームセンターで買った、安いゴムハンマー。
最初のハンマーよりも衝撃が少ない感じがしましたが、打つたびにゴムが削られてました(当たり前…w)。
そして、これも当然ながら、固い地盤にはまったく役に立ちませんでした。
失敗3:Y字ペグ
Yの形をしているY字ペグ。似たようなバリエーションとして、V字やT字ペグもあります。
地面との接地面が多いので抜けにくいのが特徴ですが、その分抜くのが大変。
また、抜けたあとも、溝部分に土が付着して取れにくいため、片付けが大変でした。
***
こんな感じでいろいろと試して(失敗して)きたのですが…
今のスノーピークのペグ「ソリッドステーク」と「ペグハンマー」は自信を持っておすすめできるほど満足…!
1年ほど使ってみましたが、今のところヘタることもなく。優秀です。
snow peak「ソリッドステーク」は4種類ある!選び方を解説
ここまでご紹介してきたスノーピークのソリッドステークですが、実は長さ別に4種類展開されています。
短いほうから、順番にご紹介していきます。
ソリッドステーク20はテントの補強用に◎
最も短い20cmのペグ。テントの補強などに使うのがおすすめです。
ソリッドステーク30はサブ用に…とメーカーは言うけど、わたし達はメインで使ってます!
30cmのペグ。スノーピークの公式サイトには「サブ用に」とありますが、わたし達はコレをメインで使っています。
よっぽどやわらかい地盤で使うのでなければ、30cmでも十分な印象です!
ソリッドステーク40はメインに
メーカー的にメイン使用におすすめしているのは、40cmのペグ。
値段や持ち運びの面に問題がなければ、こちらをメインに持っておくとどこでもペグの心配をしなくてすみそうです。
ソリッドステーク50はやわらかい地盤や砂浜で
砂浜でキャンプをする人は、50cmと長めのペグがおすすめです。
***
先ほども書いた通り、わたし達が使っているのは「ソリッドステーク30」です。
6本入りのセットを2つ、計12本使っています。
タープやテントの土台部分にはソリッドステーク30を使い、補強用にはもともと持っていたピンペグを使っています。
今のところまったく問題ないので、これからもこのままソリッドステーク&ピンペグを使っていく予定です!
ペグハンマーは2種類!ヘッド交換の有無で選ぼう
スノーピークのペグハンマーも2種類あります。
スタンダードなペグハンマーPRO.S
スタンダードなスチールのハンマーです。
わたし達はこちらを使っています。機能に問題はありませんが、ヘッドは交換できないのがデメリット。
銅ヘッドのペグハンマーPRO.C
ペグを打つ部分に銅を使ったハンマーです。
ヘッドを交換できるのがメリット。長い目で見たら、こっちの方がコスパ良さそうです。
(でも我が家は初期費用をおさえたくて、PRO.Sの方を買いました…!)
おまけ:ペグ&ハンマーの収納にはこちらがおすすめ
スノーピークのペグ&ハンマーは重いのが難点。
少しでも持ち運びをラクにしたいな~と思って、こちらの入れ物を使って持ち運びしています。
特にソリッドステーク、重さもあるしペグだから当然とがってるので、足に落としたら危ない。
ということで、ハードケースでしっかり閉じられる箱を探した結果、こちらにたどり着きました。色も落ち着いていて気に行ってます。
そのまま入れるとガチャガチャうるさいので、キャンバス地のケースにペグを入れてから収納しています。
こちらのトラスコの工具箱、ソリッドステーク30だと長さがぴったりなので、おすすめです!
初心者キャンパーさん、良いペグ&ハンマーを最初から選ぶのがおすすめです!
スノーピークのペグ&ハンマーにたどり着くまで遠回りしてしまったので、無駄な出費をしていたなあ…と思います。
やはり、最初からケチらずに良いものを選ぶことが、最終的なコスパの良さに通ずるかも。
この記事を読んでくださった方は、無駄な出費をしなくて済むようにペグ&ハンマーを選んでもらえたら嬉しいです!
こちらの記事もどうぞ!