2人キャンプで使うバーベキューグリル。
どんなBBQ用グリルを買うか、それとも七輪にするか…
悩んだ末に購入したのはコールマンの「パックアウェイグリル2」です。
2人キャンプでのBBQグリル選びのポイントは「片付けやすい」ことと「準備や持ち運びに苦労しない大きさである」こと。
その2つをクリアしていた「パックアウェイグリル2」の使い方と、使ってみた正直な感想を書きます!
もくじ
コールマンの「パックアウェイグリル」は、コンパクトなBBQグリル
2人ぐらいでちょうど良いサイズのグリルです。
- 本体直径:約28.5cm
- 足を含む高さ:約21cm
- 網面直径:約28cm
- 重さ:1.5kg程度
コンパクトで持ち運びしやすく、小さいので洗うのも簡単なのが良いところ。
他にもカラーバリエーションがありますが、わたしたち夫婦は汚れにくそうなブラックをチョイス。
「こんな小さいグリルで、本当に大丈夫なの?」など心配もありましたが…
最終的には
「パックアウェイグリル2めっちゃラク!」
という感想です!
ただ、使う時に若干注意しなければならない点もあったので、使い方や準備すべき物とともにご紹介します。
【レビュー】コールマンのパックアウェイグリル2の使い方&準備すべき物
(1)持ち運び用の収納ケース付き
直径28.5cmとサイズ的にも小さく、また持ち手がついた収納ケースも付いているので、持ち運びやすいです。
収納ケースの色は、本体の色によって変わります。
(2)組み立て方
組み立て方は、コールマンの公式動画を見ていただくのがわかりやすいと思います。
この動画は旧版の「パックアウェイグリル」で、わたしたちが今回使用したのは「パックアウェイグリル2」ですが、組み立て方はほぼ一緒です。
(まあ、グリル部分を重ねて、足を装着するだけなので、組み立てというほどではないですが)
それと、購入時の箱の裏面にも書いてあるので、ご参考まで。
(3)組み立てた後の大きさ
ペットボトルと比較した大きさは、こんな感じです。
牛角とか、そういう焼肉屋さんの七輪と同じようなサイズといったところでしょうか。
(4)火のつけ方
組み立て終わったら、チャコールトレイの中に着火剤と炭を入れます。
ちなみに、後から知ったのですが、炭受け部分に事前に厚手のアルミホイルを敷くと、油が付着しないので片付けがラクです!
使っているアルミホイルはこちら。
そして、火をつけるためにわたしたちが揃えたのは、以下4点。
1)黒炭(3kg)
初心者には形がある程度揃っていて火がつきやすい「黒炭」がオススメ。
小さく切られていたので、小さなパックアウェイグリル2でも使いやすい炭でした!
ただ、1泊2日で夜と朝にBBQするぐらいだったら、3kgではなく1kgぐらいでも十分だったな~と思います。また使う機会があるので、残りの炭は保管してます!
ちなみに、「炭での火おこし面倒!」という方は、ロゴスのこちらがおすすめ。
わたし達も、最近はもっぱらエコココロゴスでラクしてます。
バーナーで火をつけるだけで、すぐに着火する優れものです。おすすめ。
2)炭用トング
炭用のトングと、食べ物をひっくり返すようのトングを、それぞれ購入。
パックアウェイグリルは小さいので、一般的な炭用の長いトングでなくても大丈夫でした!
3)着火剤
着火剤を囲むように炭を配置して、着火剤に火をつけます。
ビジョンピークスの着火剤を1パック購入しましたが、1泊2日のキャンプで使い切りました!
4)チャッカマン
ちょっとリーチのあるチャッカマンであれば、特別なものでなくて大丈夫です。
火を起こす時の注意点としては、BBQを始める15分前ぐらいには火をつけておく方が良いと思います。
意外に食材が焼けるほどの火になるまで時間がかかったので、のんびり火を起こしながら、焼かなくても食べられるおつまみとビールを楽しみながら待つのがオススメです!
(5)いざBBQ!テーブルに乗せて使える?
パックアウェイグリル2は足があるので、一応テーブルに乗せて使うこともできます。
グリル下の空間は、手が余裕で入れられるぐらい。
ただ、長時間使っていると、ちょっとずつテーブルが熱くなってきました。
ということで、念のため、わたしたちは途中で地面に下ろして使うことに。
BBQ中に移動させる時は、両端にある取っ手を持てば、熱くないです!
(6)パックアウェイグリル2で食べ物を焼いてみた正直な感想
今回は味付けした鶏肉やカルビ、切った野菜など簡単な食材でBBQをしました!
パックアウェイグリル2で焼いてみた正直な感想を以下にまとめます。
- 2人だと十分すぎる量をいっきに焼ける
- 炭と網が程よい距離感で火力も問題なし
- 食材が焼けたら端っこに避難すれば温存できる。
- 網が熱で少しだけ変形してゆがむ
→場所によっては食材が転がりやすくなるところがあったので注意。 - 炭を足す場合は網をどける必要がある(牛角みたいに)
ちなみに、複数回使っていると網がゆがんできますが、3年経った今も一応使えています!
(7)片付け方法
BBQが終わったら、火を消さないまま網を裏返して、網の表面についている油を炭火させます。
この手順を踏むことで、網を洗う時に油汚れが落ちやすくなります!
10分ぐらい網の表面を焼いたら、片付けに移りましょう。
火のついたままの炭は捨てられないので、炭の火を完全に消すために『火消しバケツ』を購入。
火を消した炭は、キャンプ場の炭捨て場に捨てましょう。
パックアウェイグリル2は小さいので、キャンプ場の流し台や自宅のキッチンでも洗いやすいのが大きなメリット。
わたしたちはタワシとスポンジ、少量の洗剤でキレイに洗うことができました!
網の油汚れは炭火しているので、水をかけながらタワシでごしごし洗って、最後に少量の洗剤で洗えばOK。
洗剤が使用不可なキャンプ場の場合は、水洗いして乾かした後にビニール袋に入れて持ち帰り、自宅で洗いましょう。
※錆びてしまうので、洗った後はよく乾かしましょう~。
まとめ:2人やソロなら、パックアウェイグリルおすすめ!
BBQって大勢でやるものだと思っていたし、役割分担しなければできないほど大変なイメージだったのですが、小さなグリルで2人で焼くぐらいなら、準備も片付けも簡単なんだとわかりました!
フライパンやお鍋を網に乗せればカレーや焼きそばもできますし、値段もお手頃なので、2人キャンプにはオススメです!
とにかくラクしたい時は、BBQじゃなくてSOTOのレギュレーターストーブを使って調理してます!
レビューはこちら!
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