「キャンプの夜、もっと快適に眠りたい」
これまではマットの上に寝袋を敷いて寝転がっていたのですが、ついにキャンプ用ベッドの「コット」を導入しました。
どれにしようか悩みに悩んで、いろいろ実際に寝転がったりレンタルしたりして試して…
最終的に決めたのが、DODの「バッグインベッド」です。
どうしてDOD「バッグインベッド」にしたのか、また実際に使ってみてどうなのか、気になる点やデメリットまで正直にレビューします!
もくじ
失敗しないコットの選び方&DOD「バッグインベッド」を選んだ理由
さまざまなコットがあるなかで、なぜDODの「バッグインベッド」を選んだのか。
まずはコットを選ぶときに見るべきポイントと、それに照らし合わせてDODの「バッグインベッド」はどうなのか、ご紹介していきます!
失敗しないコット選びのポイント
コットを選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックしましょう。
- 高さ(ハイ/ロー)
- 組み立て方法の簡単さ
- テントに入る大きさかどうか
- 収納時の大きさ/重さ
- 長く使えるかどうか(耐久性)
- 耐荷重
特に忘れがちなのが「テントに入る大きさかどうか」という点。
縦横の大きさは考慮する人が多いと思うのですが、「高さ」を計測し忘れて「自分のテントに入らなかった…!」という話をちらほら聞きます。
ちなみにわたしは、事前に一度「バッグインベッド」を知人から借りて、実際に自分のテントに入れて、入ることを確認してから購入しました。
DOD「バッグインベッド」のスペック
先ほどご紹介したコット選びのポイントを踏まえて、DOD「バッグインベッド」のスペックをご紹介していきます。
1)高さ(ハイ/ロー)
DODの「バッグインベッド」は、地面に近い高さの「ローコット」です。
ハイコットとローコットのそれぞれの特徴は、こちらにまとめました。
- ハイコット
メリット:高さがあるので冬キャンプの底冷え対策になる
デメリット:収納時にかさばる/値段が比較的高い
補足:ベンチにも使える! - ローコット
メリット:コンパクトに収納できる/値段が比較的低い
デメリット:冬キャンプの底冷え対策にはならない/ベンチにはならない
補足:天井の低いテントにも入りやすい!
2)組み立て方法の簡単さ
組み立ての方法は、コットの構造によって異なります。
DODの「バッグインベッド」は、割と力が必要なタイプ。女性のソロキャンプだとしたら、最初かなり力がいるかも…。
ただし、1~2回組み立てると良い感じにしなってくるのか、女性でもらくらく組み立てできるようになります!
よって、1~2回は力に自信のある人に組み立ててもらうのがおすすめです。
3)テントに入る大きさかどうか
サイズ感はこちら。
特にDODの「バッグインベッド」は、他メーカーのコットと比べて幅が72cmと広いので、その点は要確認です!
4)収納時の大きさ/重さ
収納時は、らくらく持ち運べるサイズ感に。重さは約2.6kgです。
ちなみに収納袋は、現在リニューアル途中だそうで、わたしが購入した2021年3月時点ではカラーによって収納袋が違いました!
新しい収納袋は縦型で、ちょっと持ち運びにくい感じがしました。
ただ出し入れする口は大きくなっていて、その点は良いのかも。
5)長く使えるかどうか(耐久性)
コットを選んでいて一番気になったのが「耐久性」でした。
Amazonで安く売っているような、中国製の「どこのメーカー…?」みたいなところのコットは、やはりクチコミに「すぐ壊れた」といった声もちらほら…
ということで、様々なメーカー(ヘリノックスやキャプテンスタッグなどなど)と比較しつつ、口コミも参考にして、結局選んだのがDODの「バッグインベッド」でした。
わたしもまだ今年購入したばかりなので、長く使ってから改めて耐久性は追記しようと思います!
6)耐荷重
大柄な男性などは、耐荷重もチェックした方が良いかも。
ちなみにDOD「バッグインベッド」の場合は、耐荷重120kgです。
DOD「バッグインベッド」はコスパ◎で初コットにおすすめ!
DODの「バッグインベッド」を選んだ、最大の理由。
それが、コスパが良いということでした。
つまり、値段が安いのに良いものであるという点。
使っている先輩キャンパーに「使い心地どうですか?」と聞いたときに「思った以上に良いものだった」と教えてもらったのが決め手でした。
ちなみに、DODの「バッグインベッド」を購入するまでは、寝袋の下に厚さ3~5cmのインフレーターマットを敷いて寝ていました。
マットとコット、眠りやすさはどれぐらい変わるのかというと、もうそれは全然別物で、めちゃくちゃ変わります…!
コットの場合、家のベッドとまでは行かないけれども、起きた時に体が痛いとかそういうこともなく、寝返りを打ったらマットがズレちゃう…みたいなこともなく、快適です。
DODのローコット「バッグインベッド」の特徴
さてここからは、DODのローコット「バッグインベッド」の良いところをまとめて3つお伝えします。
1)幅広&程良い体の沈み込みで、寝心地がいい!
DODの「バッグインベッド」の良いところは、まずその寝心地の良さ。
一般的なコットと比べて幅が広いので、寝返りを打ちやすいのがポイントです。
また、わたし的には沈み込みの感じもちょうど良かったです。
これは人それぞれ好みがあると思いますが、DODの「バッグインベッド」は、割と沈み込む感じ。
こればっかりは人によるので、もし可能であればどこか店舗で試しに寝てみることをおすすめします!
2)軽量コンパクトで積載も収納も問題なし!
既にご紹介した通り、持ち運べるぐらいのサイズ感&重さなので、車に積むのもらくらく。
また、収納も幅をとらないのが良いところです。
3)色やデザインがおしゃれ
DODの「バッグインベッド」は、カラーが3種類。
ベージュ・タン・カーキがあります。
他メーカーのコット、色が蛍光色だったり、なんだか落ち着かないデザインだったりしたのですが、DODの「バッグインベッド」はシンプルかつおしゃれな色味が気に入りました。
我が家は「タン」と「ベージュ」を購入しましたが、個人的には「タン」の方が好みです!
▼タンカラーはこちら
DODのローコット「バッグインベッド」のデメリット
とても気に入っている「バッグインベッド」ですが、気になる点も。
ということで、ここでは「デメリット」に注目して、3つご紹介します!
1)初回は女性ひとりでは組み立て厳しい
冒頭でも少し紹介しましたが、購入したばかりの「バッグインベッド」はかなり固くて、一般的な女性ひとりだと組み立てが難しいと思います。
つまり、既に書いた通り買ってから1~2回は、力に自信のある方もしくは男性に組み立てて、慣らしてもらう必要がありそうです。
ちなみにわたしは、2回目以降は自分で組み立てられるようになりました!
2)冬キャンプの底冷え対策としては×
DODの「バッグインベッド」はローコットで、地面からの距離は15.5cmと低いです。
そのため、冬キャンプでコットを使おうと思っている方には、もっと高さのあるハイコットをおすすめします。
わたし達は雪が降ったりするような真冬はキャンプに行かないので、ローコットで問題なしです!
3)身長180cm以上の人にはおすすめしない
DODの「バッグインベッド」は長さが183cmなので、身長が高い人ははみ出してしまいますね…!
身長が180cmを超える人は、次にご紹介する長さ190cmあるようなコットを選びましょう!
DOD「バッグインベッド」と他人気コットの比較表
購入を検討していたとき、他メーカーで人気のあるローコットと比べて、結果的に「バッグインベッド」にしたので、その際に集めた情報をまとめておきます!
DOD バッグインベッド |
ヘリノックス コットワン |
フィールドア アルミコンパクト |
キャプスタ ローコット |
WAQ 2WAY |
|
リンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
サイズ | W183×D72×H15.5 | 190×68×16 | 190×60×17 | 180×60×18 | 190x67×17/37 |
収納 | W51×D16×H12 | 16×16×54 | φ20×50 | 20×5×65 | 60×18×18 |
重量 | 2.6kg | 2.32kg | 2.7kg | 3.1kg | 3.2kg |
価格 | 10,200円 | 36,000円 | 6,900円 | 6,444円 | 15,800円 |
所感 | バランスが良く、幅広なコレに決めた! | 一番最初に「ほしい!」と思ったけど、高すぎる~!! | 圧倒的な安さ!ただ幅がちょっと狭いかな。 | 脚が細すぎてちょっと不安…?(耐荷重80kg) | ハイにもなる!有力候補だったけど時期によっては入荷待ちでなかなか手に入らない… |
※価格は執筆時点のAmazon価格を記載
DODのローコット「バッグインベッド」の組み立て手順
ここからは、組み立て手順をご紹介します。
「最初は固い」という点は既にご紹介済なので、以下の組み立て手順をまずは力に自信がある人にお願いするのがおすすめ。
また、2回目以降もちょっとしたコツを覚えると、組み立てがだいぶラクなのでその点もご紹介します!
1)パーツを全部出してポールを組む
入っているパーツはこれだけ。
脚の部分とフレームを、すぽすぽと組んでおきます。
2)生地にフレームを入れていく
生地の両端にフレームを入れます。
3)脚をはめる
こんな感じで脚をフレームにはめていきます。
脚部分がこんな感じになっているので
ここをフレームにはめていく感じ。
ここで覚えておきたいコツが、以下の3点!
- 片足で下部分を踏み込む
- 利き手で脚の上部分を下側にぐっと押す
- 逆の手で生地を上に引っ張る
手順は簡単なので、最初に夫が1~2回組み立てたら、その後は一般的な女性(というか筋力不足なわたし)でも簡単に組み立てられるようになりました!
片付け手順
片付け時はこの逆で、解体していくだけ!
ただ、収納ケースが割とキツキツなので、その点だけコツがいるかも。
- ポールを生地に巻いておくとバラバラしなくていい
- 脚は「W」になるような感じで入れると入りやすい
収納がうまくいかない時は、参考にしてみてください!
ローコットならDOD「バッグインベッド」がおすすめ
DODの「バッグインベッド」、最初は口コミで「組み立てが固すぎて…」という声を聴いて「大丈夫かな…」と思ったりもしましたが…
寝心地の良さや、コンパクトになる点、また見た目のおしゃれさからも、とても満足しています!
このレビューが、コット選びの参考になりますように!
▼DOD「バッグインベッド」