キャンプで食器を乾燥させるのに使うのが、ドライネット。
洗ったあとのお皿に虫などがつくのを防ぎつつ、乾きやすいような構造になっている道具です。
ドライネットには大きくわけて2種類あって、その両方を使ってみたので、どちらの方が良いのかも含め、ご紹介していきます。
もくじ
キャンプで食器を乾かす用の「ドライネット」
ドライネットは、キャンプで食器を乾燥させるためのネットです。
種類は大きくわけて2つ。
- ハンギングタイプ(吊るす)
- 自立タイプ(置き型)
わたしはどちらも使ってみたのですが、それぞれメリットデメリットがありました。
ただ、個人的にはハンギングネットの定番・コールマン「ハンギングドライネット」が一番良かったです。
ここからは、筆者が使った以下の2つのレビューと、
- コールマン「ハンギングドライネット」
- ロゴスの自立式「スタンディングドライネット」
上記2つ以外で人気があるドライネットまで、まとめてご紹介します。
【筆者おすすめ】安定&定番のコールマン「ハンギングドライネット」
ドライネットの定番、コールマンの「ハンギングドライネット」です。
定価1,780円(税込)と、リーズナブルな値段でコスパが良いのもポイント。
3段あるので、重いもの&大きいものは下段に、カトラリーなど小さいものは上段に…とわけて入れられます。
コールマン「ハンギングドライネット」のメリット
- 収納時コンパクト
- ポップアップ設営
1)収納時コンパクト
収納時は、手のひらサイズになるほどコンパクト。
持ち運びや収納の場所をとらないのは大きなメリットです。
2)ポップアップ設営
コールマンの「ハンギングドライネット」はポップアップ式なので、チャックを開けて取り出すだけでボンっと広がります。
コールマン「ハンギングドライネット」のデメリット
- 吊るさないと使えない
- 収納にコツが必要
- 2~3年が寿命
1)吊るさないと使えない
当たり前ですが、ハンギング式は吊るさないと使えないので「吊るす場所」が必要です。
「吊るさずに使いたいな~」という方は、置き型の自立式ドライネットの方がおすすめです!
2)収納にコツが必要
ポップアップ式なので広げるのは簡単なのですが、しまうのが難しいです。
コツがいるし、力もいる。
3)2~3年が寿命
あれだけの大きさのものを無理矢理押し込めてコンパクトに収納しているので、段々と形が崩れていきます。
- コンパクトさ&コスパ重視の人におすすめ
- 値段もお手頃なので消耗品と割り切りましょう!
吊り下げるのにはランタンスタンドがおすすめ
ハンギングタイプのドライネットは、吊り下げて使います。
わたしは最初、タープのポールに吊り下げて使っていました。
ただ、ちょっと邪魔だし、高さ的にも取りにくかったり…。
ということで、今はランタンスタンドにかけて使っています。
自立式がほしいなら! ロゴス「スタンディングドライネット」
「吊るす場所を確保するのがめんどう…」という方は、自立式のロゴス「スタンディングドライネット」を検討するのもアリです。
吊るす&置くの両方で使えるのがメリット。
ロゴス「スタンディングドライネット」のメリット
- 置く&吊るす両方OK
- 一段ずつ開閉可能
1)置く&吊るす両方OK
前述の通り、自立するのでテーブルに置いて使えます。
もちろん、吊るしてもOK。
2)一段ずつ開閉可能
ロゴスの「スタンディングドライネット」も3段あるのですが、それぞれの段に扉がついているのが特徴。
さきほどのコールマン「ハンギングドライネット」は、下段のものを取り出す際に、構造上上段もチャックを開ける必要がありました。
ロゴス「スタンディングドライネット」のデメリット
- 組み立てが面倒
- 白いから汚れ目立つ
- 持ち運びの面△
1)組み立てが面倒
ロゴス「スタンディングドライネット」の大きなデメリットは、自立させるための組み立てが面倒な点です。
ただし、吊るして使う場合は骨組みを入れる必要はないです。
また、骨組みを入れる構造上、完全に密閉(という表現であっているのか…?)ではない点も、虫嫌いキャンパーとしては気になりました。
2)白いから汚れ目立つ
ネット部分が白いので、使い始め1回目でさっそく汚れました(笑)。
アウトドアで使う道具なので、そういうもんだと思っておいた方が良さそうです!
3)持ち運びの面△
収納時は薄っぺらく畳めるのですが、それでも37cm×37cmと、なかなかの大きさ。
薄いので隙間に入れられますが、表面積は大きいので、軽装備で行きたい人には向きません。
- 自立式がほしい方におすすめ
- 組み立て&収納面は△
その他のドライネットを3つご紹介
人気ブランドのコールマンとロゴスのドライネットをご紹介しましたが、他にもあるので、以下にまとめます。
ハンギングタイプのドライネット
こちらも人気メーカーキャプテンスタッグのドライネットです。
構造はコールマンのハンギングドライネットと一緒ですが、ややサイズが大きい感じ。
こちらも人気ブランド、チャムスのハンギングドライネット。
構造や大きさはコールマンと一緒ですが、チャムスらしいビビッドカラーが特徴。
自立タイプのドライネット
キャビネットタイプのドライネット。
ちょっとお高いですが、テーブルに置く必要すらないので、キャビネット式を探している方向け。
キャンプ用ドライネットはスタイルに合うものを選ぼう!
ドライネットを選ぶポイントは、こちら。
- 収納性重視&組み立て簡単なら:ハンギングタイプ
- 自立性重視なら:自立タイプ
- 予算にあうかどうか
- 気に入るカラー&デザインかどうか
個人的には定番のコールマン「ハンギングドライネット」がイチオシですが、スタイルや好みによっても違うと思うので、この記事が参考になったら幸いです!