【レビュー】ニュートラルアウトドアのベルテント「GE4.0」の気になった点&良かった点

「大きいワンポールテントが欲しい!」

ということで、NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)のベルテント「GE4.0」を購入し、2年が経ちました。

使ってみてわかった気になる点&良い点をまとめます。

筆者
GE4.0を検討している人の参考になりますように!

ゲル型ワンポールテント・ニュートラルアウトドア「GE4.0」

NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)は、2015年に誕生した比較的新しい日本発のアウトドアブランド。

わたしが夫婦キャンプで使っているのは、ポリエステル生地のベルテント『GE4.0』です。

特徴はこちら。

GE4.0の特徴
  • ゲル型のワンポールテント
  • 底面直径4mのサイズ感
  • 記事はポリエステルで手入れがラク
  • 公式による使用人数は5~8人(後程別記)

ニュートラルアウトドアのテント「GE4.0」を買った理由

わたし達は夫婦2人でキャンプをしているのですが、これまでは2人で寝るのがギリギリなサイズ感のテントを使っていました。

↓こちら!今も使ってるけど!

2人キャンプにぴったり!ロゴスのテント「ナバホ300」を4年使った感想&設営方法

2016年12月12日

寝室としてのみテントを利用する場合は良かったのだけど、連泊キャンプをするようになって「テントの中でくつろぐキャンプもしてみたい!」と思ったのが、GE4.0購入のきっかけです。

ドーム型のテント(スノーピークのアメニティドーム)も使ったのですが、やはりワンポールに比べてしまうと設営が面倒…。

筆者
やっぱりワンポールテントが良い!

ということで、選んだのがニュートラルアウトドアのテント「GE4.0」でした。

あえてGE4.0を選んだ理由は?

大きめのワンポールテントには、様々な種類があります。

その中からニュートラルアウトドアの「GE4.0」を選んだ理由はこちら。

  • ポリエステル生地で手入れがラク
    ずぼらなのでコットン生地だとカビが心配
  • 重量10kgとベルテントにしては軽い
    ポリエステル生地だからこその軽さ
  • 値段的にも比較的お手頃
    それでも定価5万5千円…

さて、ここからは実際に2年間使ってみた感想をまとめます!

ニュートラルアウトドアのテント「GE4.0」を使って気づいたメリット

まず結論から言うと、2人キャンプ用のテントとしては十分広いので、居住性も高く快適です!

大人2人+子ども1人ぐらいまでは、半分をリビングにする土間スタイルでも問題なさそう。

わたし達は、専用のインナーテントも買って土間スタイルで過ごしています。

テント内の土間です(伝わる…?)

インナーテントはこちらのGE4.0専用のものです。

それでは、使ってみて気づいたGE4.0の良いところをまとめます。

良い点
  1. 2人だと寝室もリビングもちょうど良いサイズ
  2. 女ひとりでも設営できた!
  3. 見た目がナチュラル感あってかわいい

1)2人だと寝室もリビングもちょうど良いサイズ

インナーテント内に寝袋を2つ敷いた様子

公式サイトでは「GE4.0は5~8人用」と書いてありますが、実際8人も詰めたらギュウギュウ詰めになりそうです。

インナーテントを使うなら大人2人+子ども1人用、インナーテント無しなら大人4人ぐらいがちょうど良いかと思います。

インナーテント無しの様子、散らかってる…

わたし達は大人2人で使っているので、広々快適です!

天井の一番高いところは2.5mもあるので、圧迫感もありません。

2)設営簡単!女ひとりでも設営できた

ワンポールテントなので、設営は簡単

ひたすらペグを打って、ポールを1本立てるだけ。

外側のテントは、わたし1人でも設営できました!

ただし、インナーテントの設置は、女性だけで設営する場合は工夫が必要かも。後程くわしく書きます!

3)見た目がナチュラル感あってかわいい

いやもう、とにかく見た目がかわいい。好みの問題ですが…!

ランタンを中に入れたり、電飾を入り口につけたりして、夜に浮かびあがる姿もかわいい…。

背後にGE4.0

ちなみに、テントの出入り口にはメッシュの扉があるので、虫も入りにくいです。

インナーテントの出入り口もメッシュにできます。

土間スタイルでも、インナーテントがあれば、寝室には虫ほぼゼロ。

インナーテントのメッシュ扉

寒いシーズンは、チャックを閉めるだけでメッシュじゃない扉にもできます。

メッシュじゃない扉(正式名称不明)

ニュートラルアウトドアのテント「GE4.0」を使って気づいたデメリット

続いては、使ってみてちょっと気になった点をまとめます!

  1. 持ち運び重い!
  2. インナーテントの設置は工夫必要(女性の場合)
  3. 出入口の高さが低い

1)持ち運び重い!

GE4.0の重量は10kg、インナーテントは3kg、総重量13kg

同じサイズ感のコットン素材のテントは、インナーテントも入れると20kg近くあるので(ノルディスクのアスガルド12.6参照)、ベルテントにしては軽いのですが…!

それでも、持ち運び時はだいぶ重いな~という感覚。

運ぶときはアウトドアワゴンを使いましょう!

レビューはこちら↓

【レビュー】コールマンのアウトドアワゴンを買ったよ!使ってみた感想

2018年6月30日

あと、雨キャンプだった場合に、家のベランダで干すのもなかなか大変です!(重いし大きいから…)

2)インナーテントの設置は工夫必要(女性の場合)

インナーテントは吊り下げ式で、簡単に設置できるのですが…

ポールの高さが2.5mなので、インナーテントの天井をポール上部に引っかけるのには、ある程度の身長が必要…!

この高さ2mぐらいある気がする

身長162cmのわたしは届かず、170cmの夫に頼みました…。

身長が高くない人が設営する場合は、ポールを立てる前に引っかけた方が良いかも。

インナーテントに関しては、上部の引っかける部分以外は簡単に設置できるので問題なしです!

こんな感じで外側のテントに連結するだけ

3)出入口の高さが低い

土間スタイルにする場合のみ、出入り口の高さが低くなります

土間スタイル時の出入り口

くぐって入るような感じの高さです。

土間スタイルにせず、ちゃんと設営した場合はそんなに不自由しないのです。

なぜなら、骨組みを入れられるから!

骨組みが入っている時

土間スタイルにすると、設営の都合上、出入り口に骨組みが入れられないのです。

だから、出入り口の天井はかなり低め。

出入口低いの、わかります…?

これをプライベート感が増すととるか、不便ととるか(笑)。

ちなみに、手持ちのDODのポールを立ててみたら、少しは出入りしやすくなりました。

出入口の真ん中にポールを立てた様子

ただ、真ん中にポールがあるので、出入りするときに若干邪魔ではありますが…(苦笑)。

また、ポールの高さによっては、若干見た目が不格好になります。わたしのDODのポールも、ちょっと高すぎた様子。

とはいえ出入りはだいぶラク

この点は事前に知った上で、検討するのがおすすめです!

2~3人でゆったり過ごすならニュートラルアウトドアのテント「GE4.0」おすすめです!

良い点も気になる点も正直に書きましたが、わたし達はGE4.0を買って良かったなと思っています!

連泊キャンプでも快適に過ごせるのがお気に入りポイント。

とはいえ、大きさゆえに扱いが難しい点もあるので「キャンプ初めて!」という方には推さないかも。

2~3人キャンプで「2つ目のテントは大きいワンポールが良いな~」と思っている方にはおすすめです!

GE4.0対応のインナーテントは、こちらの「NT-TE04」です。

テント設営用のペグは、長さがあって頑丈なこちらがおすすめです!

最初から買えば良かった!スノーピークのペグ&ハンマーがキャンプ初心者にもおすすめ

2020年1月19日

このサイトが本になりました!

2020年3月19日、芸術新聞社より発売。

これからキャンプを始める方向けに、わかりやすく書きました!

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