スノーピーク「アメニティドームM」正直レビュー 2人キャンプで使ってみた

2人キャンプ用のドームテントを探しているのなら、スノーピークの「アメニティドーム」がおすすめ。

初心者でも使いやすいモデルで、人気のあるテントです。

2人で使った場合のサイズ感や、設営のしやすさなど、「アメニティドームM」を使ってみて感じたことをまとめます!

筆者
結論から言うと、ゆったり2人キャンプには「アメニティドームM」が、コンパクトさ重視なら「アメニティドームS」がおすすめです!

その理由をくわしく紹介していきます。

スノーピーク「アメニティドーム」は2人キャンプ用テントにおすすめ

ふもとっぱらにて、アメニティドームM設営

スノーピークの「アメニティドーム」は、入門用モデルとして人気がある定番テント。

高スペックでありながら、定価3万円程度からとスノーピークにしてはリーズナブルな値段が魅力です。

サイズはS・M・Lの3展開で、それぞれ対応人数・サイズ・価格は以下のとおりです。

わたし達夫婦は、2人キャンプ用にSとMで迷った結果、「アメニティドームM」を選びました!

2人で使うならSかMで迷うと思うので、両方のメリット・デメリットと、わたし達がなぜMを選んだのかもくわしくご紹介します。

スノーピーク「アメニティドーム」で2人用に適しているサイズはSとM

アメニティドームM

先ほど「アメニティドームMを選んだ」とお伝えしましたが、対応人数的にはSも2人で使えます

アメニティドーム対応人数
  • S:大人2人+子ども1人
  • M:大人2人+子ども3人

「アメニティドームS」は2人用にジャストサイズ

アメニティドームSは、対応人数が「大人2人+子ども1人」の大きさなので、2人キャンプをするならジャストサイズです。

今回わたし達は「テント内はゆったり快適に過ごしたい」と思ったことから、Sサイズは選びませんでした。

また、前室とキャノピー(出入口の屋根部分)があるものの、2人が屋根の下に座るのは難しそう。かなり窮屈な感じに。

キャノピーの下は荷物や靴を置く場所と割り切って、タープと併用するのが良さそうです!

Sのまとめ
  • メリット:コンパクト
  • デメリット:キャノピー狭め
筆者
コンパクトさ重視&タープと併用の場合はSがおすすめ!

「アメニティドームM」は2人だとかなり広々

アメニティドームMは、対応人数が「大人2人+子ども3人」のサイズ。

大人2人で使うとかなり広々です。テント内でもゆったり過ごせる。

Mに2人分の寝袋を敷いた様子

また、前室とキャノピーの大きさ的にも、2人であればタープなしでいけます

雨キャンプ時の前室の様子、夫は熟睡(笑)

Mのまとめ
  • メリット:居住性高め
  • デメリット:大きい分設営&持ち運びやすさは△
筆者
居住性重視ならMがおすすめ!

スノーピーク「アメニティドームM」のレビュー(居住性&設営など)

ここからは、既にお伝えした次項以外に、実際に「アメニティドームM」を使ってみて良かった点&気になる点をまとめます!

良かった点1:しっかりしたつくりで、雨風にも強い!

さすがのスノーピーク、つくりがしっかりしていて、ある程度の雨風には耐えられます

筆者
実際に割と強風&土砂降りの中で使いましたが、へっちゃらでした!

良かった点2:風通しが良い

出入口が両側にあるので、風通しが良いです。夏でも風が通って涼しい。

気になった点1:設営撤収がめんどう

ドームテントの中では設営が簡単なエントリーモデルではありますが、わたし達は普段ワンポールテントがメインなので…

筆者
いやドームテント設営たいへんだな…

と感じました。

これは「アメニティドームM」がどうこうと言うよりは、テントの形の問題ですね!

テントの形別でメリット・デメリットを記載したこちらの記事も参考に。

【失敗しないテントの選び方】3タイプを使ってわかったメリット/デメリットを比較します

2019年9月13日

設営方法は、公式動画で予習をしておくのがおすすめです!


筆者
1人での設営はやや難しいかも。2人で設営するのがおすすめです。

気になった点2:人気モデルなので人とかぶる

人気のブランド・スノーピークのベストセラーテントなので、持っている人は多いです。

筆者
キャンプ場でも結構よく見かけます。

近くに同じテントがあると、トイレから戻るときに「あ、こっちじゃなかった!」となることも(笑)。

気になる点3:高さ150cmと天井は低い

普段は高さ160cm以上のテントを使っているので、「アメニティドームM」の天井高150cmはやや低いな~と感じました。

わたしは身長162cm、夫は170cmなので、2人とも腰を曲げたままテント内を移動する感じです。

筆者
まあでも、ドームテントってどれもこういう感じですよね!

良い点と気になる点をふまえて、検討すると良いかと思います!

「アメニティドームM」用グランドシート

【注意点】スノーピーク「アメニティドーム」はキャノピー用ポール別売り

スノーピーク「アメニティドーム」にはキャノピーがあるとお伝えしてきましたが、1点注意すべきことが!

「アメニティドーム」購入時には、キャノピー用のポールは付属していません

よって、別売りのものを購入する必要があります。

筆者
わたし達はDODのポールを使用しています。

スノーピークのものを使うなら「TP-090 アメニティドームアップライトポールセット」があります。

値段的にはDODが1500円ぐらい、スノーピークのポールが5000円ぐらいとかなり差があるので、スノーピーク製にこだわりがなければ、DODでも良いかもです!

また、キャノピーを使わない場合は、別売りのポールは不要です。

キャノピーを使わずに閉じている様子

「アメニティドームM」用グランドシート

テントの下に敷くグランドシートについては、スノーピークで専用のものが出ています。

こちらのマットシートセット(Mサイズ)は、以下の2点が入っています。

マットシートセット
  • フロアシート(=グランドシート)
  • フロアマット(=テント内に敷くインナーマット)

ちなみに、「アメニティドームM」とマットシート2種を一気に購入できるセットもあります。

「もっと安価なグランドシートを探したい!」という方は、「アメニティドームM」のインナーテント底面積が265×265cmであることを踏まえて、そのひとまわり小さいサイズ感のものを探しましょう!

ちなみに、LOGOS「ぴったりグランドシート270」は262×262cmなので、はみ出さずに使えます。

2人用のドームテントならスノーピーク「アメニティドームM」はおすすめできる

いろいろと気になる点・良かった点をお伝えしてきましたが…、結論。

2人用ドームテントや、スノーピークの2人用テントがほしいと思っているなら、「アメニティドームM」はおすすめです!

「2人で使うのにジャストサイズでいい!」という場合は、「アメニティドームS」でも良いと思います。

筆者
ただし、我が家は2人とも超面倒くさがり屋なので、ドームテントよりもワンポールテント派です…(笑)

初心者におすすめなワンポールテントはこちら↓

2人キャンプにぴったり!ロゴスのテント「ナバホ300」を4年使った感想&設営方法

2016年12月12日

わたし達が今最もヘビロテしているテントはこれ↓

【レビュー】ニュートラルアウトドアのベルテント「GE4.0」の気になった点&良かった点

2020年6月5日

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