【レビュー】White Seekのマミー型寝袋 冬は無理だけど春秋キャンプにはおすすめ

春秋キャンプって、意外と夜が寒いんですよね。

でも、暖かい冬用寝袋(シュラフ)は値段が高すぎる…なるべく安く抑えたい…

ということで、Amazonにて3,600円で売っているWhite Seekの激安冬用寝袋を買ってみました!

「安かろう悪かろう」って言うけど、実際どうなの?というところをレビューしていきます。

White Seekの激安寝袋をAmazonで買ってみた!率直な感想…思ってたより良いじゃん!

今回購入してみたのは、こちらの「White Seek」の封筒型寝袋。

最低使用温度-15℃の冬用寝袋…らしいですが、そこは買う前からあんまり信じてなかった(笑)。

広げてみた感じ

結論から言えば、-15℃はおろか0℃でもちょっと厳しそうだけど、最低気温10℃ぐらいの場所での春キャンプにはいいんじゃないかと思います!(真冬用として買うのはおすすめしないです!)

分厚さはこれぐらい…だけど場所によって薄いところも

わたしは富士山近くにあるキャンプ場「ふもとっぱら」での4月キャンプのために購入したので、目的に合ってるからOK!

追記

12月に山梨県の「ほったらかしキャンプ場」でも使いました!最低気温-4℃。後半で体験談追記してます。

ちなみに寝心地はまあまあ良くて、試しに家で入ってみたら、そのまま30分ほど熟睡しました。暖かくて心地よい。

試しに入ったら熟睡

3,600円って、冬用寝袋にしては激安なので「ペラッペラのがくるのかな?クサいとか?すぐ壊れるとか…?」と思ってたんですが…

「思ったより全然良いじゃん!」

というのが、個人的な感想です!

「White Seek」の安い寝袋を使ってみて感じたメリット&デメリット

「思ったより良いじゃん!」と感じたとはいえ、そこは安い寝袋。

当然ながら「いいところ」も「気になるところ」もあります。それらについても、正直に書いておきますね。

White Seekの激安寝袋のいいところ

  • なんてったって3,600円と安いこと
  • 春キャンプにちょうどいい暖かさ
  • 安い割にしっかりしたつくり
  • 2m25cm×75cmと大きい

ざっとあげると、こんなところです。

特に「おぉ、安いのにやるな!」と思った点が2つあって、ひとつ目がフードがすぼめられるところ。首回りが暖かい。

通常時はこうなってるんですが

フードについてるヒモを引っ張ると…

頭周りがすぼまる(もっといける)

それと、寝ている間にファスナーが勝手にあかないよう、ガードがついてます。安い割に細かい気配り。

このファスナー部分を

こんな感じでガードできます

それと、ファスナーは足元まで全部開きます

ちなみに外側・内側両面から開けられるダブルファスナー

足元にもファスナーがついてるので、足元だけ開けることもできます

長さが2m25cmもあるので、相当身長高くても大丈夫なんじゃないかと…!

逆に足元に空間ができてしまうので、春先や晩秋など寒いシーズンは足元が冷えます。足元の空間には湯たんぽを入れるのがおすすめです◎

また、わたしはニオイも特に気にならなかったし、厚みもこの値段にしては十分だし、縫製とかもまぁこんなもんかなと思うので、良い買い物したなと思ってます!

(実は、他の激安寝袋と迷った上でコレを買ったのです!こっちにして良かった!)

White Seekの激安寝袋の気になったところ

  • 思った以上に収納の幅をとる
  • -15℃は無理(5℃以下は工夫が必要)

気になったのは、この2点。

まずは大きさですが、収納袋に入れた時の大きさが思った以上だった!

もともと持っていた夏用寝袋「コールマン 寝袋 パフォーマー2/C15」と比べてみると…

右が今回紹介してる激安寝袋

横から見た図

3倍ぐらい、違いますよね!大きい!

収納もこんな感じで幅きかせてます~

2人分で結構幅取るよ

この大きさゆえ、キャンプ場に車で行かない人にはおすすめできないですね。バイクや徒歩移動など。

もう一点は、既に書きましたが、Amazonの説明文に書いてある「-15℃」は絶対無理でしょ!ってところです。凍え死にます(笑)。

分厚さ的に単体で使えるのは10℃ぐらいかな、と。

実際使ってみてどうなの?

4月初旬の静岡県「ふもとっぱらキャンプ場」で使ったときは、最低気温5℃で、薄手の毛布と併用して使いました。ちょうど良いぐらいの暖かさで快適に眠れました。

また、12月初旬に山梨県「ほったらかしキャンプ場」で使ったときは、最低気温-4℃。ニトリのNウォーム毛布と湯たんぽの併用でギリギリ眠れました。あ、寝間着も厚着してます!

※暖房器具は使用していません~

メーカーのふれ込みである「-15℃」は難しいけれど、真冬じゃなくて春秋に使うならめちゃめちゃコスパ良い寝袋なのでは!と思います。

White Seekの激安寝袋、春・秋キャンプにおすすめです◎

Amazonにて3,600円で買った「White Seek」の-15℃対応激安寝袋のメリット・デメリットを総合して考えると、こんな人におすすめです!

  • 春・秋キャンプに行く人
  • なるべく安い寝袋がほしい人
  • 安い分、収納時の大きさには目をつぶれる人

そりゃあ高いブランドものの寝袋の方が、軽くて小さくて暖かいとは思うのですが…

キャンプ用品ってただでさえ値段が高いので「安い寝袋ほしいよー!」という方の参考になったら嬉しいです!

ちなみに、夏用の寝袋「コールマン 寝袋 パフォーマー2/C15」も、Amazonにて3,200円ぐらいで買ってました。レビューはこちら。

【レビュー】コールマンの夏用寝袋「パフォーマー2/C15」を使ってみた感想

2017年3月30日

その他寝具関連はこちらの記事もどうぞ。

【キャンプ寝具】必要なもの一覧!寝袋・マット・枕などの選び方&おすすめ紹介

2017年5月28日

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